新潟の季節だより 一覧
新潟の季節の風物、催しを写真とコメントで、ご紹介するページです。
- vol.068 “第23回にいがた冬食の陣”と同時開催“新潟春節祭”へ行く 2月15日
- vol.067 冬の山古志を訪ねる。 2月14日
- vol.066 新潟の花“アザレア”を楽しむ 2月12日
- vol.065 新潟の冬景色 2月3日
- 2014年vol.060〜064
- 2013年vol.050〜059
- 2012年vol.042〜049
- 2011年vol.030〜041
- 2010年vol.001〜029
vol.059 信濃川の恵みをいただく。12月7日
県民の母なる川、信濃川は昔から鮭漁がさかんです。ふ化した鮭の稚魚が川を下り海で大きく育ち、4年後に戻ってきます。冬場の貴重なたんぱく源だったのでしょう。






川のめぐみに感謝しながらいただきます。


信濃川に舟を浮かべ鮭漁をする風景は新潟の晩秋の風物詩です。
vol.058 東京モーターショー 番外編 12月4日
11月22日から12月1日までの10日間にわたって「東京モーターショー2013」が閉幕しました。来場者数が前回比7%増の90万2800人を記録したそうです。
モーターショーと言えば最新、未来の車で、いっぱいですが、トラクター、耕うん機、除雪機もありますよ。

ヤンマー-Yコンセプトアドバンスドトラクター

ホンダ耕うん機F90 1966年発売のHonda初の空冷ディーゼルエンジンを搭載重量級耕うん機
ホンダ耕うん機サ・ラ・ダCG FFV300 クロスロータリー式カセットガスパワー耕うん機

ホンダ除雪機HSL2511 世界初オーガアシスト機能搭載大型除雪機
ホンダ船外機BF250 世界初ダイレクト吸気システム採用の船外機
今から、20数年前に鈴鹿サーキットのF1グランプリの中島悟の六位入賞シーンをみて、 翌日、東京モーターショーを見に行った時を思い出しました。
どちらも、人、人、人だらけでした。Photo:東京駐在員より
vol.057 弥彦神社 菊まつりに行く 11月4日
あいにくの小雨模様の中ではありましたが、個性豊かな花の競演に感動しました。


















ゆっくり見て回ったあと家内安全、商売繁盛を祈願して家路につきました。
vol.056 棚田めぐり 8月23日
大河ドラマ「天地人」のオープニングに登場する松代星峠の棚田、そして松之山の留守原の棚田へ行ってきました。
下界は猛暑を記録する中、ここは別世界です。
蝉の鳴き声とともにウグイスの鳴き声が谷間にひびきわたり、とても清々しい気分になります。





一方、この地で永年耕作してこられた方々のご苦労を想像するに頭が下がる思いです。
とくに今年は春先の水の確保は大へんな思いをされたことでしょう。
vol.055 「日本一うまいトコロテン」なるものを食べに行く 8月21日
8月17(土)上越市大島区に或るうわさの店を訪ねる。

なるほど!うまい!
店主が原料の天草にこだわっているだけある。青くささを全く感じさせないさわやかなのどごしで、あっという間の一皿だった。

一本箸で食べるのも一苦労だけど、少しずつ味わって食べられるので良いのかも




vol.054 木下大サーカスを楽しむ 6月2日
8年振りとなる新潟公演へ行ってきました。
開演1時間前から観客が次々とやってきて、長蛇の列です。
今も昔もサーカス人気は不動のものだと実感します。




いよいよ開演。
おどけたピエロが会場をなごませます。
スーパーイリュージョン、世紀のオートバイショー、空中大車輪、七丁椅子の妙技、サファリスペクタクル、夢のダブル空中ブランコショー等々、、、、、。
中でもホワイトライオンはじめとする世界の猛獣ショーはハラハラ。それぞれが自分の居場所でリラックスしているかに見えて、いざ本番になると、調教師の指示通り、しっかり芸をこなす。
ライオンも必死なんだと感動!
2時間があっという間のひとときでした。
まだの方はぜひ「夢と勇気と感動」を体感しに行ってみてはいかがですか。開期は7月30日(火)までです。



vol.053 阿賀町鹿瀬、山菜まつりに行く!! 5月26日
今頃の季節、山に向かって走ればいろんな場所で山菜まつりが開かれています。
この日は国道49号線を福島方面に向かう途中の阿賀町鹿瀬。周りを山に囲まれたとても落ち着く場所です。





朝9時30分の始まりのはずが30分前にはすでに駐車場は満杯状態。
毎年楽しみに訪れる人が多いのでしょう。
役場が先頭に立って取り組むまつりで町中で楽しんでいる感が伝わってきて、すぐになじんでしまいます。
本日は、コシアブラ、わらび、ウルイ、竹の子、山うど等々、花の苗も買って帰りました。



秋も収穫祭が盛大に開かれます。天然のきのこを始めとれたての野菜や果物が所せましと並びます。ちょっと変わったものを発見するのが楽しみです。


vol.052 新潟日報メディアシップ出航! 4月12日
メディアシップは新潟日報社の本社機能を核にオフィスや商業施設、日報ホールやスタジオ、カルチャースクールなどのさまざまな文化施設が入る高さ105メートル、地上20階の高層ビルです。
その昔、日本海を行き来する北前船が日本の物流、文化の交流を担っていた時代新潟港はその寄港地として栄えました。(新潟日報メディアシップオフィシャルガイドより抜粋)



帆に風を受けて進む北前船をデザインに取り入れたその全景を見ようと、オープン翌日行ってみました。20階展望フロアは360度新潟の街並みや自然が見渡せる魅力あるスポットです。
今後、多くの県民が気軽に利用できる情報発信基地としてゆくことを願っています。



vol.051 今シーズン最後の除雪機納品です!! 3月22日
この日は、お隣の両川小学校も卒業式でした。学びやを巣立つ六年生の晴れがましい姿が目に浮かぶようです。
この日の納品はホンダユキオス2台、雪を押すタイプで新潟市内の新雪には最適な除雪機です。


これからは田んぼに畑、梨畑の準備にハウスの管理など、、、、、、、、、。
農家はどこもいっせいに忙しくなります。
春作業に頭を切り換えて頑張らないと!
忙しい中でも春はいいですネ!
あちこちでいろいろな花が楽しめます。


我が家の生け垣のサザンカもやっと咲き始めました。
今年の冬は、平年より寒かったせいか、梅もまだ蕾です。
満開の桜の下をそぞろ歩く日が待ち遠しい今日この頃です。


vol.050 にいがた「酒の陣」に行く!! 3月17日
今年で10周年、いまや新潟を代表する一大イベント にいがた「酒の陣」。
全国から大勢かけつける大人気の催しとなりました。今年は3月16日(土)、17日(日)の2日間、朱鷺メッセで開催されました。
にいがた「酒の陣」をコースに組み込んだツアーも好評だとか、、、、、。
まず会場の入り口で試飲チケットを購入、猪口とミネラルウォーターをもらいます。
いざ出陣!! 県内88の蔵元が自慢の酒をふるまい、約500種類の銘柄を試飲することができます。
1日の入場者数は、5万人を超えるそうです。







猪口を片手に各ブースをそぞろ歩く人でごった返し、大へんな賑わいです。
こちらは、家に帰ってゆっくり飲む派なので、呑んべえを横目にアルコール臭に酔いそうになりながら会場をめぐってみました。
酒のつまみもけっこう充実していて酒呑みにはたまらない一日です。
この日ばかりはタクシードライバーは大忙し。新潟駅と会場を行ったり来たり、、、、、。
新潟はうまい酒と食材の宝庫です。一度お立ち寄り下さい。



vol.049 いつまでも続く暑い夏 快適な秋はいつやってくるか。9月19日
地元の秋祭りが真っ最中。除雪機の納品に汗だくです。どこかヘン!

暑さに強いはずのひまわりも夏バテ気味です。


ビッグスワン(サッカー場)を横目にコシヒカリの刈取りに頑張ってます。気温は35℃、うだるような暑さです。


vol.048 早朝の浜で捕れたての魚をゲット!! 7月8日
ふいに思いたって早朝の金衛町浜にいってきました。
漁師さんが漁からもどるのを待って、船をのぞきこむその瞬間、とてもわくわくします。

網から外すのをじっと待って今晩のおかずを思案。
今日は、舌平目(新潟ではネズリ)と、丸ガニをGet!!
まだカゴの中でバタバタと動いてます。
台所で準備中、小さいカニに指を思いっきりはさまれました。

さて本番です。舌平目はムニエルに、大きい丸ガニは、蒸して、小さいものは唐揚げにして丸ごとおいしく戴きました。(これで痛み分けです。)
潮の香りが口いっぱい広がり、最高のごちそうです。

近年、水揚げも減り、さっぱりだと言いつつも仲間同志、ワイワイしゃべりながら網から魚を外している様子はどこかのんびりしていて楽しそうです。





vol.047 新潟の夏を告げる蒲原祭りに行く!! 7月1日
6月30日(土)夜、数年ぶりに蒲原まつりに行く。
ポッポ焼き、たこ焼き、広島風お好焼にドルネチキン、おもちゃに、お面に、ヨーヨー、わた菓子、金魚すくい、お化け屋敷、たくさんの出店を横目に立ち寄ることもままならず、ただひたすら、参道への道をだらだらと歩くのみ、ほとほと疲れた。やっとの思いで本殿にたどりついたが、はすかいに手を合わせるのが精いっぱい。何も買わずに早々と退散した。
時代は、変わったもので売り子さんも外国人が結構いたし、見物の人の中にも浴衣を着た外国人がちらほら見うけられた。



7月1日(日)夜は800年以上の歴史があるとされる御託宣が行われた。農作物の豊凶を占う神事で、今年は「五穀 七分の作 難なし」だった。
農家は特にこの「御託宣」を意識しているようだ。昨年夏のような大水難がおきないよう祈るばかりだ。

vol.046 満開を迎えたタチアオイ!! 6月29日 その2
弊社入口脇の花壇に今年も満開のタチアオイが咲き誇り、お客様をお迎えしています。




先日の暴風雨の時は、蕾がほころぶ寸前でどうなることと、心配しましたが、杭で固定したり、ひもで引っ張りをとったりしてなんとか倒れずに済みました。来年も雨風にめげずきれいに咲いてほしいなと思います。


vol.045 笹団子シリーズ 第3弾!! 6月29日 その1
新潟駅近くにあるパン屋さんの笹団子パン、もろに笹団子です。

生地にヨモギを練り込んであり、香りも良く、もちもちしています。

地元のB級グルメの本にも紹介されており、根強い人気商品です。もちろん、本家本元の笹団子も売ってます。新潟駅に用事の際は、是非立ち寄ってみてはいかがですか?

vol.044 新潟名物笹団子 その2 5月31日
新緑のこの季節、新潟県人なら一度は口にする笹団子。
ヨモギとあんこと笹のコラボがなんとも言えないおいしさです。
それをパンにしたのがこれ!!
私のお気に入りです。

笹団子とクリームの絶妙なバランスがたまりません。一度お試し下さい。
ちなみに、ここのパン屋さんの一押しはフランスパン。赤ワインと供にどうぞ!!
ベーグルも種類が多いですよ!


vol.043 糸魚川で幻魚に会う 1月24日
幻魚(ゲンギョ)を求めて、糸魚川まで行ってきました。
有りました!探し求めていた幻魚が。
「マリンドリーム能生」の魚市場に!
さすが本場です。

氷の上にポッテリ横たわってる様は正体不明、なんだこりゃ?というかんじ。
最初は素手で触るのもためらわれる代物でした。
でも、これがとてもおいしいんです。

しかも女性の大好きなコラーゲンたっぷり。
我家では、一口大に切って薄く下味を付け、唐揚げにします。
外はカリカリ中はぷりぷり、口に入れた途端、溶けてなくなります。
この食感がたまりません。
煮つけにしてもおいしそうです。

普段は干物として売られています。市場の軒下にはたくさんの幻魚がすだれ状にぶらさがっています。さっとあぶっておつまみに最高です。


真鱈の白子、あん肝、紋甲イカを買って帰りました。
新潟では手に入らない生の幻魚に会えてとてもラッキーでした。

vol.042 熱々の梨を丸ごと食らう 1月7日
皆さんは梨を丸ごと煮たものって食べたこと無いですよね。
当社の所在地近く(信濃川下流地域)、限定らしいのですが、古くから食べられています。市場に出回らないB品の新興梨(昔は三吉)を丸ごと鍋に入れ、ひたひたの水と少量の砂糖でことこと煮ます。しばらくすると台所中に甘い香りが漂います。芯までやわらかくなればOK!熱々を食べても良し、冷ましてデザートにしてもおいしいものです。鍋の大きさによっては、くし形に切っても大丈夫。皮は、気になりません。

昔、市が立つ日には、近隣の梨農家が、ドラム缶を加工したカマドに、大鍋いっぱいの梨を煮ながら、薪の煙りと甘い匂いを漂わせ、売っていたとか......。
冬から春先にかけてのこの地域の風物詩だったようです。


vol.041 "安塚歩行天まつり"に行く 8月11日
今年で12回目を数えるこのイベントは、ちょっと変わっている。


全国から発動機愛好家が集結し、年代物の発動機を動かし、自慢し合って楽しんでいる。日頃は静かな山あいの町がこの日ばかりは異様な熱気に包まれます。





昔なつかしい発動機が黒煙を上げて自己主張している様は男心をくすぐるのでしょうか?
昔の若者が熱心に見入っています。また会場周辺には、ガラクタといわんばかりの品々が所せましと並べられ何でも有りの世界です。気温35°の熱気を共に一度体験する価値ありです。



vol.040 大洪水の爪痕深く ..... 8月9日
今回の大水害は、過去に類をみない爪痕を残しました。


提外に有る田んぼや畑は、上流からの泥流にのみこまれ収穫直前の作物を台無しにしてしまいました。お盆を前に出荷を楽しみに育てた野菜や果物です。
農家の人たちは、途方にくれながらも後片付けに大わらわです。




vol.039 新潟で記録的豪雨 7月29日
7月27日から降り出した雨が新潟地域に記録的な集中豪雨をもたらしました。


当社の倉庫も危うく冠水するところでした。
いたる所で通行止めとなり、日常生活が寸断されました。



vol.038 日本北限の自生地にオニバスを見る 7月22日
ここ福島潟は水生植物の宝庫、中でもオニバスは日本北限の自生地として有名です。全身が鋭いとげにおおわれ赤紫色の小さな花を咲かせます。




水の駅「ビュー福島潟」の屋上から眺める水辺の風景は圧巻です。
水辺をたわむれる涼風が日常のあわただしさを忘れさせてくれます。



これから夏休みに向けて、さまざまなイベントが続きます。
今年の田んぼアートは、地域の特産品を形どったものでみごとでした。
潟舟で潟に生息する美しい花や野鳥の観察も体験できます。
その他花火観賞会や自然文化祭もあります。
vol.037 ヒマワリの花で常夏気分!! 6月4日
3月に種から育てたヒマワリが花を咲かせ、ハウスの中は一足先に常夏気分です。

5月20日頃から切花の出荷が始まり、今最盛期です。


丈夫な茎を真っすぐのばす技術は長年の研究のたまものです。栽培方法によって、生けた時の花持ちの違いがはっきり出るそうです。

天候不順が続いてる今年はことの他、ひまわりのあざやかな黄色にいやされます。
vol.036 発電機入荷始まる。5月24日
東日本大震災直後に発注した発電機が、2カ月後ようやく入荷しました。
お待ち戴いたお客様に順次納品をしているところです。



vol.035 今年も水ばしょうに会いに行く 4月19日
4月16日(土)夕方、五泉市の水芭蕉公園へ行ってきました。
水ばしょうは今が見頃、木立の中楚々として立ち並んでいます。
新潟に居ながら、水ばしょうの群落を見ることができて、幸せです。
訪れたのは夕暮れ間近、西の空にはお日さまが落ち始める頃、純白の苞がひときわ輝きを見せてくれます。




木道をゆっくり歩いていると、野の花との出会いが有り、訪れる楽しみでも有ります。

vol.034 春の展示会開催!! 3月10日
去る3月5,6日、時折小雪が舞う寒さの中、毎年恒例の春の展示会を開催しました。

春物を中心に、これから使う機械の品定めをしたり、トラクター、耕うん機、防除機などの点検修理を依頼される方も数多くいます。
また、お客様同士の情報交換の場にもなっています。
そこに登場するのが、当店自慢の豚汁です。体が温まると言って毎回好評です。
展示会が終わると春作業の準備で忙しくなり当店もフル稼働です。

vol.033 延々と続く雪の壁 2月21日
当店から車で、1時間足らずのところの風景です。2月15日除雪機の修理に行った時のものです。

雪の壁状態は魚沼地方だけのものかと思いきや、すぐ近くでもこんなに多いのですね。その中で生活している方々の苦労を想像するに余りあります。

雪解けが進みフキノトウが顔を出し、木々も芽吹いてくる季節が待ち遠しいです。
vol.032 春を先どり、チューリップの出荷ピーク 2月18日
新潟県は、チューリップの切花生産量日本一です。特に新潟市周辺地域は昔からの栽培農家が多く、出荷に大忙しの毎日です。



夏に球根を冷蔵庫に入れ冬が来たと感じさせ、そこから出して秋に順次ハウスに植えます。約50日間水管理と温度管理に気を配り12月から3月頃まで出荷します。



最近は品種も多種多様になり、品種の選定も神経を使うところです。今年の冬は例年より低温が続き、燃料費の高騰もあって、温度管理は、特に大変だったようです。チューリップの愛らしい花姿をながめていると、やはりチューリップは心の花、花の原点という気がします。
花屋さんでチューリップを見かけたら、新潟からの花便りだと思ってください。


vol.031 今年の運も神だのみ? 1月2日
1月2日、越後一の宮、弥彦神社へ初詣に行ってきました。
まず手を清め拝殿へ、杉木立の中、冷気を感じながら進みます。
大ぜいの善男善女が、たくさんの願い事を祈りながら手を合わせます。
今年も良い年で有りますように!!

弥彦神社の参道近く、静かなブームになりつつある"パンダ焼き"の店へ寄ってみました。もう、お客さんが並んでます。30分程並んでやっとゲット!1人4ケまで。

おもしろいだけじゃなくて、美味しい!
米粉入りのもちもち生地にアンコがいっぱい。
地元弥彦産の枝豆あんもたっぷり。
だまされたつもりが得した気分に。一度お試しあれ!

vol.030 明けましておめでとうございます。 1月1日
明けましておめでとうございます。いよいよ、2011年の幕開けです。

元旦の朝は、神棚に手を合わせ、雑煮をいただきます。
新潟のもちは四角です。それをゆでて食べます。
雑煮は、しょう油味で大根をメインに13,4種類の具材を入れます。
それぞれの味が混然一体となって、とてもおいしくなります。
他は、きなこ餅やあんこ餅にします。
正月の3ケ日は毎朝このスタイルです。

vol.029 食用菊 カキノモト 12月25日
寒さが一段と厳しくなるこの時季、カキノモトが一番おいしくなります。
寒さに耐えてうま味がきゅっととじこめられるのでしょう。

キクを食用として食べる習慣が有るのは、新潟と東北地方だけなのでしょうか。
ほど良く色づいたキクの花弁をもぎ、沸騰した湯の中に酢を入れて、さっとゆでます。
台所中にキクの香りがたちこめる瞬間です。
ポン酢で食べるも良し、からし和えにしても良し、他の和え物に色どりで入れても良いです。食感がなんともいえません。
生の花びらごと天ぷらにしてもおいしいものです。年末には市場を通じて全国の店頭に並ぶようになりました。

vol.028 西洋なしの“貴婦人”ル・レクチェ食べ頃を迎える。 12月14日
西洋なしと言えば、ラ・フランスを思い浮かべる方も多いと思いますが、新潟では、ル・レクチェです。パステルイエローからやまぶき色に変わって食べ頃を迎えるころには甘い香水のような芳醇な香りがしてきます。まさに“貴婦人”たる所以でしょう。

ル・レクチェは、明治時代、新潟の梨農家がフランスより苗木を導入し、栽培を始めましたが、技術面で困難をきわめ、本格的広がりを見ないまま自家用として細々と作り続けられてきました。
近年、栽培、追熟、保管の技術が格段にあがり、全国的にも少しずつ認められるようになりました。
とは言え、まだル・レクチェの名前を知らない人が多く、応援団としては心が痛みます。
一度たべてみたいな!と思われる方は、是非ご一報を!おいしいル・レクチェをご紹介します。
vol.027 シベリアからの冬の使者、白鳥 12月8日
極寒のシベリアを後に数千キロの長旅を終えて飛来する場所は、収穫を終え、米粒がたくさん落ちている田んぼです。
遠路はるばるよくぞこの地に舞い降りてくれたという気持ちです。

昼間はほとんどエサをついばみ、夕方になると群れをなして、それぞれのねぐらへ帰って行きます。早朝、コー、コーという鳴き声とともにまた田んぼへ出勤です。
新潟には、毎年10月中旬にやってきて、翌3月には、シベリアへ帰って行きます。


vol.026 魚のアメ横、寺泊へ行く 11月23日その2
見ての通り魚、魚、魚……………。
とれたての地魚が大量に並び圧巻です。
今夜のごちそうは、何にしよう?
あまりの種類の多さに迷ってしまいます。
浜焼きも充実しています。
観光客などその場で焼きたてをかぶりついてる人もいます。
魚好きにはたまらないスポットです。

結局、のどぐろ、アオリイカ、中トロは刺身に、つぶ貝は酒蒸しに鮭のはらこは自家製しょうゆ漬けに、塩鮭のガラは少し塩抜きして根菜類と一緒にガラ汁にと。
両手いっぱいかかえて帰りました。食べきれない程の量ですが、下ごしらえをして保存し、海の恵みに感謝しながら少しずつおいしく頂きます。

vol.025 石油の里 もみじ園を訪ねる。 11月23日その1
もみじ園は石油王と言われた中野貫一翁と忠太郎の二代に亘って明治37年から昭和14年まで約40年の年月をかけて、当時の一流の造園技術者を集めて築庭したものです。
園内には約130種2,000本のもみじの他に各種樹木、日本全国の銘石、大小42基の灯篭が配置されてます。
訪れた日は、開園最終日で、小雨模様でも有りましたが、散りゆくもみじを愛でながらの散策も味わい深いものでした。

vol.024 “番外編「かかしワールド」” 11月15日
九州のとある町の「かかしワールド」へ行ってきました。

日常のひとコマひとコマをリアルに再現していて、製作者の熱い思いと遊び心が見る側にじわじわと伝わってきます。
稲刈りを終えた田んぼや普段の生活の場にさりげなく置かれたかかしについ見入ってしまい、いつまでも、そこに居続けたい気分にさせます。

今年は、600体のかかしを作成したそうです。期間中は大勢の見物人で、にぎわいます。今年行けなかった人も、来年は是非「かかしワールド」に迷いこんでみてはいかがですか?

vol.023 川ガニの季節到来! 2010年10月25日
近くを流れる信濃川では一年中川ガニ(モズクガニ)がとれます。
写真は、漁業権を持った漁師さんから頂いたものです。

袋の中でガサゴソ動き回っているものを水洗いして、生きてるうちに水からゆでます。沸騰して、甲羅が真っ赤になれば出来上がりです。
海のカニに比べれば少々食べにくいのですが、味は濃厚、くせになるうまさです。
特に、カニみそと内子は、最高です。(かの有名な上海ガニよりうまいかも・・・・・)
これから寒さが増してくるとまた一段とおいしくなります。10月20日から、信濃川の鮭漁も始まりました。
自然の恵みに感謝しながらいただいてます。

vol.022 今が旬のノドグロを食す! 2010年9月20日
日本海の荒波で育ったノドグロは脂ものり、今が旬です。
高級魚として名を馳せていますが価格はピンキリ、庶民でも手の届くものも有ります。
お刺身や塩焼きが一般的ですが、おすすめは炙りです。


魚売場のお兄さん直伝の技です。
まずノドグロを3枚におろし、皮を引かずに皮目をバーナーで炙り、うっすらと焦げ目がついたところを氷水で一気に冷やす。
ほど良く身が締まり、香ばしさも増してノドグロの旨さが際立ちます。
ノドグロが手にはいったら是非お試しを!!

初夏からずっと食べ続けてきた枝豆もまだまだ食卓に鎮座しています。
ホント、新潟県人は枝豆好きですよネ!
小皿にちまちまなんてありえない、大皿にど〜んとが当たり前。
大人も子供も無言で食べます。
活きのいい魚と枝豆が有れば言うこと無しの食卓です。

vol.021 稲刈り始まる! 2010年9月10日
晴天の下、早生品種「こしいぶき」の稲刈りが始まりました。
春からの異常気象と夏の猛暑が米質にどう影響するか心配するところですが、稲刈りまで、こぎつけてひとまず安心です。

来週末には「コシヒカリ」の稲刈りも始まります。例年、コシヒカリを刈る頃には天候不順が続き空を見上げながらの作業になります。
香りがあって、うまさが口いっぱいに広がる新米コシヒカリを早く味わいたいと心待ちにしています。

vol.020 猛暑の中“酒屋まつり”が盛大に行われる。 2010年8月30日
8月29日〜30日、地元の秋まつりが行なわれました。
明治初期に伝承された「太々神楽」は優雅な稚児舞と、格調高い大人舞が奉納されます。




境内には屋台が軒をつらねにぎわいをましています。
中でも「ポッポ焼」は新潟の祭には、無くてはならないものです。
黒砂糖の焦げたにおいが鼻をくすぐります。
無事、実りの秋を迎えられます様にお祈りをして、神社をあとにしました。
vol.019 実りの秋ももうすぐ!! 2010年8月24日
早生品種の稲穂が少しずつ頭を垂れてきました。
春から、情熱をそそぎ管理してきた田んぼも、ようやく実りの秋を迎えます。
品質の良い、おいしい米ができるように祈るばかりです。
梨農家も早い梨の出荷が始まりました。これからは米に、梨に、ブドウの収穫とあわただしいい毎日が続きます。
そんな中、びっしりくっついたセミの抜け殻を見るとなぜかほっとなごみます。娘が小さい頃、セミの抜け殻をスーパーの袋いっぱい集めてきて満面の笑顔でプレゼントしてくれた事、懐かしく思い出します。
vol.018 ひまわりロード現れる!! 2010年8月21日
近くを走る国道403号線沿いに春の菜の花に続いて大輪のひまわりが満開をむかえています。
今年の夏の猛暑にもめげず太陽に向かって堂々と咲き誇る様はあっぱれです。
ひまわりの株元にはコスモスが次の出番を待ってます。
vol.017 県人待望、夢の球宴 開催!! 2010年7月26日
夢の球宴、プロ野球オールスター戦を見にハードオフエコ・スタジアムへ行ってきました。本県初のオールスター戦です。新潟県人待望の開催です。スタジアム28,000人の熱視線の先には、セパ両リーグからの選ばれたスター選手が勢ぞろい。熱戦が繰り広げられました。
久しぶりに味わう高揚感です。心配してた雨も降らず、途中からお月様も顔を出し球宴開催を祝福してるかのようでした。
vol.016 うまい甘い春トマト 2010年6月11日
待ちに待った春トマトの季節です。
冬に定植し春までじっくり養分を蓄えて育ったトマトは身が硬く、一口かじれば、パツッと音がしてうまさが口いっぱいに広がります。
トマト農家のプロならではの土づくりと栽培努力によって、春の天候不順にもかかわらず、今年もおいしいトマトを食べることができて幸せです。
vol.015 新潟名物笹だんご 2010年5月25日
新潟県民のソウルフードといえば、笹だんごを一番にあげる人が多いのではないでしょうか。
最近は、だんごやさんで一年中売っていますが、昔は、田植えが終わり一段落した頃、どこの家でも我が家自慢の笹だんごをたくさん作り、遠くにいる親せきや子供たちに送ったようです。
笹だんごの定番は、やはりつぶあん入りですが、最近は、変わり種で黒崎茶豆のあんも有りなかなかいけます。
おすすめはアラメだんごです。海草のアラメを細かくきざみくるみを入れて甘辛く炊いたものを入れただんごです。食感もいいし、あんこが苦手な人でもおいしく頂けます。
他にはきんぴらだんごも有ります。
vol.014 豪農の館と藤の花 2010年5月18日
横越に有る豪農の館(現在、北方文化博物館)の庭に有る、樹齢150年の藤の木です。
夜間ライトアップをして一般公開中で連日大勢の花見客でにぎわってます。
株元からの天上を見上げると、一本の幹から四方八方に枝分かれして、毎年毎年きれいな花を咲かせてくれる藤の木の生命力に純粋に感動させられます。
vol.013 田ごとのエコスタジアム 2010年5月8日
見渡す限りの田んぼの真ん中に、巨人×横浜戦が開催されました。
巨人戦の新潟開催は、21年ぶりです。
田植を終えたばかりの田んぼにライトの光が輝いて見えます。
vol.012 連休の田植え 2010年5月3日
5月の連休は、田植真っ盛り。農家にとっては、大忙しの毎日です。
近くを走る磐越道は、福島方面や、25q先に有る遊園地へ向かう行楽客で大渋滞の様子。
世間のにぎわいをよそに田植機はスイスイと苗を植えていきます。
秋の実りを期待しつつも、早く終わって今晩は冷たいビールが飲みた〜い!! などと、
よこしまな思いもちらつきながら頑張ってます。
vol.011 新潟県の花 チューリップ 2010年4月29日
今の時季、球根育成の為に植えられたチューリップの花が色とりどりに咲き乱れ、ほっとなごむ光景です。花が咲きそろえば、花摘みをし、球根を肥大させます。
6月に掘り取りし、検査の後、出荷します。
例年だと連休前に花を摘み、さまざまなデザインに花を挿し、花絵を作成して各地のイベントの目玉にするのですが、今年は低温と日照不足で開花がおくれイベントに間に合うのか心配です。
vol.010 久しぶりの快晴です。2010年4月26日
今日は数日ぶりの快晴です。田んぼも少し乾いてきて、田起こしも終盤です。
田起こしが終われば、代掻きが待ってます。
梨の花もようやく咲き始め、花粉交配の準備で大わらわです。
vol.009 満開の桜の下で、田起こし始まる。2010年4月21日
今は、どこを眺めても桜、桜、桜です。
それを横目に農家は、農作業に大忙しです。
4月25日頃から、田んぼに水がはいるので、その前に、耕うんや肥料まき、
水路の点検等あります。水がはいれば、代かき、田植えと続きます。
春の低温、日照不足で、苗の生育も進まず、田植えが少し、遅れそうです。
vol.008 沿道に咲き乱れる菜の花 2010年4月19日
国道403号線沿いの菜の花が満開になりました。この景観が数q続きます。
近くのボランティアの方が毎年、種を播き育てているそうです。
菜の花の次は、ひまわり、コスモスと続きます。
渋滞する車の窓から目に映る花の群れに心がいやされます。
冬からの天候不順で、田んぼが乾かず、農作業が遅れましたが、
ようやくトラクターでの耕うんも始まりました。
vol.007 初物キュウリを丸かじり 2010年4月7日
今年になって、初物のキュウリです。冬の寒い時季に苗を育て、定植をして、丹精込めて世話をし、やっと実ったキュウリです。
一口かじれば、口いっぱいに春の香りがただよいます。味の濃い春キュウリは、大ぶりに切って味噌や、マヨネーズにつけて豪快に食べるのがおすすめ。
vol.006 コシヒカリの種まき始まる 2010年4月4日
新潟もようやく春めいてきました。いよいよコシヒカリの種まきの季節です。
まず、苗箱に床土を詰め、芽出した種籾をまき、その上に覆土をします。
その後、健康な苗が均一に出そろうよう育苗器に入れ、加温します。
今日一日で、苗箱2,000枚の種まきをするそうです。
夏の間、病害虫や台風などの災害も無く、秋にはおいしい米がたくさん採れるよう、祈りながら皆で力を合わせて作業をします。
vol.005 雪に凍える梅の花 2010年3月28日
関東以西では桜の便りがきかれますが、新潟では、ようやく梅の花が咲き始めたところです。その梅もこのところの寒波でかじかんでいます。
桜の花、梨、桃、チューリップ、春らんまんの風景が待ち遠しいかぎりです。
vol.004 田んぼの畦塗り始まる。 2010年3月26日
3月末と言うのに、まだ今年は寒さが続き、今日は小雪がちらつきました。
数日前から、田んぼの畦塗りが、始まってます。
今年一年の田んぼでの最初の仕事です。畦をきれいに塗ることで、漏水を防ぎ、効率よく水の管理ができます。
畦塗りが終わると、次は、田んぼの高低差をなくすための田ならしです。
vol.003 水ダコの話 続き 2010年3月23日
漁師さんより、「水ダコが取れたぞ」コール有り、かけつける。
釜ゆでされたばかりのタコの足が、軒先に揺れる様子をご覧ください。
vol.002 水ダコ 新潟の春の風物詩 2010年3月21日その2
新潟の春の風物詩と言えば、ヒモにつるされたゆでたての水ダコ。
漁師さんのそれぞれ秘伝のゆで方が有り、それは、ヒ・ミ・ツ...!
ほっかほかの足に「むぎゅっ」とかぶりつく至福のひととき...。
そんな贅沢はさておき、定番の刺身(柚子ごしょうもおすすめ)、薄く切って季節の野菜とサラダ風に、ほのかな塩味が有るので、唐揚げに。足先の方は、ブツ切りにして、タコ飯にしても美味。
「タコは、固い」というイメージは、一掃されます。
クール便で遠方に送っても風味、食感そのまま、とても喜ばれます。また少しづつブロックに切って冷凍すれば一年中楽しめます。
vol.001 春を待つ両川小学校と梨園 2010年3月21日その1
今日から、「新潟の季節だより」を不定期ですが、ご案内していきます。
この春、ホンダパワー新潟のお隣に、酒屋小学校と割野小学校が統合し、新潟市立両川小学校が、開校します。4月から小学生の元気いっぱいの歓声を心待ちにしています。
今冬、新潟市は26年ぶりの大雪で、当地両川地区では、ハウス、ぶどう、梨棚が甚大な被害にあいました。
きょうは、中国からの黄砂が飛んできてるようで、あたり一面が、うっすら黄色くなってます。少しづつ春の準備も整い、4月には、梨の花で真っ白になります。